気をつけよう。

2004年8月5日
巻き込まれないように。
来年はそこには
いかないんだって。

今日、連絡が来た。

キミに逢うことが
できなくなるってこと。

どんな風にキミに伝えよう。

こんな時は
キミの気持ちが知りたい。

言葉で。

空白。

2004年7月30日
何も書く事がないのは
何も感じていないから。

早く9月にならないかな。

模様替えだけしておこう。
自分の力で乗り越えるのよ。
頼りすぎてはいけません。

だって自分の課題でしょ?

ウチはほんのお手伝い程度の人間です。

ウチの言うとおりにやってたら
ただの操り人形です。

そんなヒトは
今の資格で充分。
自分の手を見てみる。
普通の手なんだけど。

どこがそんなに気に入っているのだろう。

そうじゃないの。

手に触れることで
気持ちを語ってくれているの。

表面だけでは解らないってのは
このこと。

事実は手に触れているだけなんだけど
その裏には
とても強い感情が
込められているの。

キミの気持ち。
ウチの気持ち。

おんなじだね。
月曜日からキミに逢えないと思うと
なんだかつまらない。

昨日の事を思い出す。
繰り返し。
繰り返し。

キミの横顔を
ずっと見ていたかった。
キミの手を
ずっと繋いでいたかった。
キミの頬に
ずっと触れていたかった。

今日のキミはどんなキミ?
暫く逢えなくなるのを
解ってくれてたことが
すごく嬉しかった。

手を繋いで
一緒にいられたことが
すごく嬉しかった。

キミの仕草で
キミの気持ちが解ったことが
すごく嬉しかった。

言葉を交わさなくても
ウチの気持ちが伝わったことが
すごく嬉しかった。

同じ気持ちだってことが解って
すごくすごく嬉しかったよ。

次に逢える日まで
あと45日。
キミの声が聞ける貴重な日だったのに。
どうして都合がつかなかったよ。

キミが階段で待っていてくれたことも解ったのに。
どうしても立ち止まれなかったよ。

キミが側に来てくれたことも知っていたのに。
どうしても声を掛ける事ができなかったよ。

久しぶりに起きていたのにね。

明日はちゃんと向き合う時間を作ろう。
だって明後日から夏休みなんだもん。

あと1日。
あと2回なのに
寝てばかり。

キミがそうしたいなら
そうすればいいよ。

だってウチができることは
ないんだもん。

意図的に。

2004年7月20日
こんなに近くに居るのに
キミは気付きもしないで
幸せそうに眠っている。

だから
声も掛けずに
キミの寝顔を見ていたんだ。

こんなに近くに居るのに
キミは気付きもしないで
楽しそうに過ごしている。

だから
声も掛けずに
キミの背中を見ていたんだ。

今日は距離を置いてみた。
意図的に。

あと3回。
どうしたいのか。

決めるのは自分。

本当は

キミと2人で

決められると

良いのだけれど。

また明日。

後ろ向きな気持ち。

2004年7月18日
高い壁。
乗り越えたい。

気持ちは強いんだけど。
できるのかな。

ウチが想っているよりも
キミは想っていないかも。

そんな気持ちになるのは
キミと離れている時間が長いから。

キミのせいにして。
嫌な自分。
久しぶりに近所をお散歩。
知らない間にお店が
出来ていたり
無くなっていたり。

どうでもいい街だけど
いつの間にか
6年も住んでいる。

次に行く街は
キミの住む街なのか
海の向こうなのか。

なんだか解らなくなってきた。

どうでもいいことなんだけど。

今はキミの事を考えよう。

あと4回。
昨日と何かが違う。
朝からそう感じてた。

誰かに何か言われた?
そう訊ねたら否定しなかったね。
アタリでしょ?

それでも一緒に居てくれる。
昨日より控え目だったけど。

帰りにキミの育った街に行った。

周りには田んぼと山だらけだね。
静かだね。

でも行き交うヒトが多くて疲れるね。
キミはこの街で生きてきたんだね。

いつかこの路も2人で歩こうね。
その時も手を繋いで。
手で手に触れる。

いつもより長く。

指と指を絡める。

いつもより愛しく。

キミの気持ち。

もう充分だよ。

誰が見ていても
離す事ができなかったよ。

パパの旅立ちの日。

2004年7月14日
どんな最期だった?

笑ってさよならできた?

今日は行けなくてごめんね。

夏休みには会いにいくからね。
今日キミに逢ったら
話したい事がたくさんあったのに。

キミの方から
逢いに来てくれたことが嬉しくて

何も
はなすことができなかったよ。

掴まれた手を
はなすことができなかったよ。

キミの足音、気配、しぐさ、表情。
腕から伝わった気持ち。

今日のキミも忘れない。
探しても探しても
キミの姿が見当たらなかったから
キミの事が書いてある冊子に手を伸ばす。

外の世界に出ているんだね。

前に外の世界に出た時
キミはピアノを弾いていた。
犬と散歩に行った。

そんな事が書かれてあった。

キミの望みなのかどうか
真意は解らないけれど
その時そこに一緒にいたかったと思った。

夕方、外の世界から戻って来たキミが
一瞬ウチの横を通り過ぎた。
気配もなく。

咄嗟に
「気がつかない方がいいんだ」
と思った。

話しかけることは出来なかったけど
朝からずっとキミの帰りを待っていたから。

一瞬でも逢えて
嬉しかった。

外の世界に行く時は
一緒に過ごせたらいいな。

それが今、望むこと。

街を歩いた。

2004年7月11日
昨日も今日も。

その横に
キミがいたら。

そんなことを思いながら
歩いた。

街のヒトは足早に歩き
周囲に関心などなく歩く。

時間の流れ方が
街とあそこでは違うんだと思った。

キミ時間と街時間の流れは
全然違うから

キミと街を歩くことは
キミとってキツイんだろうな。

そんなことも思いながら
歩いた。

何処を歩いていても
誰と歩いていても

キミのことばかり
考えてしまうんだ。
千夏のパパが急変した。

解っていたことだから
受け入れてはいるのだけれど。

千夏が一番辛い時に
千夏とパパとママとウチと
4人でがんばってきたから

辛いんだな。

パパが苦しまないように。
千夏とママが悲しくないように。

祈ることしか出来ないんだ。

静かに祈ろう。
その時まで。

< 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

  • 引越し ブログ脳外科医 (3月31日 16:40)

日記内を検索