ウチの人生の半分以上はあの音を出すヒトに占められている。

17年前、ヒトリのヒトと出逢った。
出逢ったといっても一方的に出逢っただけで
ウチは客席、向こうはステージ。
普通は出逢ったとは言わない。

上手いのか、下手なのか、音の知識も無かったけど
あの音が大好きになった。
あの音を聞くためにLIVEに通った。

それだけじゃ足りなくなった。

話がしたいと思った。
話す機会を作った。
ウチの生活は「あの音を出すヒト」が
中心になった。

そんな小さな機会が積もり積もって
本当に出逢えた時には
一方的に出逢ってから10年が過ぎていた。

それから7年間は、直接話す機会が減ったけど
たまに会えばよくしてもらってます。
環境が変わり、とても遠くに行ってしまったけど
直接連絡が取れるから
近くにいるような気がします。

出逢って17年。
執念深いのかなんなのか
よくわからなくなるけれど
願いは叶うんだなって思うの。

だってウチがそうだったから。